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第3話
勇は、川岸に来ていた。
あの後王様が土下座までして頼んできたのだ・・・断れるはずもない。
イ「はぁ〜。どうしよっかな〜。」
ネ「仮にも勇者がため息なんてついていてはいかんだろ。」
イ「あっあなたは・・・。」
ネ「ネルソン、ネルソン=アルフェインだ。さっきは牢屋に入れるなんていって悪かったな。」
イ「いいですよ。でも僕みたいな子供が国を守るなんて・・・。」
突然ネルソンが立ちひざになり、
ネ「頼む。俺たちを、俺たちの国を守ってくれ。」
イ「えっでっでも、守るって何からですか?」
ネ「それは・・・いや言わなければならんだろう・・・。」
それはこういうことだった。この国は魔物と人間がともに協力し合って生きている。しかしときたまにもう一方を憎むいわば欠陥を持ったものが現れるのだ。
今までも幾多と無く現れてきた。しかしこれまでは人間だったりおおにわとりだとか普通のまものだった。
しかし今回は違うという。今回は魔王だ・・・。
しかも相当たちの悪い・・・。
その名はジェノシドーと言うらしい。
話が終わったそのとき、大きな地響きとともにジェノシドー率いる軍勢が押しかけてきた。
住1「敵襲だー」
住2「逃げろー」
正直にげったかった。でも王様とネルソンさんの手前、逃げ出すわけにはいけなかったのだ。
イ「くっくるなら・・・・来い」
声は震えていた。
ネ「しかし魔物とやり合っても勝てな・・・」
そのときスライムが飛び出してきた。
テトラだった。
テ「おらが行く」
ネ「しかし、スライムでは・・・」
ネルソンの話を聞く前に動き出していた。
こいつと一緒なら大丈夫な気がした。
イ「よし。行こう」
そういって、親玉のところへ走っていった。
その途中、
テ「これお守りだ。持ってろ」
それは、何かの木の実だった。
勇は、それをポケットに入れた。
そして、親玉が現れた。
イ「お前がジェノシドーか。もうこんなことはやめろ!!」
ジ「やれやれ、私の相手は子供ですか・・・。まあいいでしょう。子供だからって手加減はなしですよ。死んでもらいましょう」
テ「勇。行くぞ。」
イ「オウ!!行け突撃だ」
しかし、簡単によけられた。
ジ「そんなモンですか。やはり相手になりません。今度はこちらの番です。グランドクロォォォォォス」
それはテトラとはおおよそ違った方向に飛んで行った。
しかし、
イ「うわぁぁぁぁぁ」
テ「いっ、勇。大丈夫か」
イ「う、うん。何とかね・・・」
テ「おれの友達を攻撃するとは許せん。うぉぉぉぉぉぉ。ベギラゴォォォン」
ジ「そんな攻撃利きませんよ。今度は・・・・なっ何」
なんとテトラが間合いを詰めていた。
テ「真剣勝負の中で俺ではなく俺の友達・・・いやマスターに手を加えるとは絶対に許さん。お前は絶対に倒す。マダンテェェェェェェェェェェ」
ジ「マ、マダンテですって。でもそんなことしたらあなたも死んでしまいますよ。」
テ「この国、そして友の命を救えるのなら・・・死ねる。」
イ「唱えちゃだめだっ」
テ「勇。短い間だったけど楽しかったよ。・・・・ありがとう」
イ「テトラァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
あたりは光に包まれた。
視界が開ける。そこは病院のベッドだった。
しかし、魔物の世界ではない。元の世界に戻ってきたのだ。
どうやら自分は事故にあったらしい。3日も意識が無く一時は危なかったと言う。
イ「夢だったのかなぁ?」
いや違う。ポケットにはあのお守りがあるから。
誰にも信じてもらえないだろうけど・・・・・。
テトラ、そしてマルタの国はどうなったのかな?
いやきっと助かったさ。いつでも会いにいけるさ。
だって冒険へと出る鍵はいつも心の中にあるから・・・・・。
-勇編・完-
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