第10集

レポート

投稿

戻る

第62話「植物vsはくりゅうおう」

改造された魔物、グレイトドラゴン。

クロウとは違う、Sionという男が手を加えたもので、
本来の姿のまま、ステータスのみを上昇させる改造。

ポストたちはその驚異的な力の前に、
苦戦を強いられたものの、
忘れかけていた”ジャマイカ”の力で
見事勝利を収めた・・・・。


植物「これは・・・・」

植物の手中に有るもの。
それは紙。

その紙には文字が綴られている。

”明日の晩、鐘突き堂にて待つ
        ―カルマッソ”

(こk(ry)
第62話「植物vsはくりゅうおう」
時刻は夕方。
と、いっても、もう日は沈みかけ。
そんな中―

ポスト「あぁー!やっと帰ってきた!」

アルカポリス島。
ここに、彼らを待つ仲間が居る。

いざ、Gピットのサロンへ。

そこに居たのは、椅子に横たわった

ポスト「・・・・む・・しき・・とか言ったな・・・」

そう、サンドロ島のダンジョンで、
ポストを雑魚同然の扱いをした者である。

ポスト「何でお前がここに居るゥー!!」

このときの咆哮で、能登半島のプレートが動いた。

と、そこにのこのこと火炎が出てくる。

火炎「ところで皆、植物知らないか?」
ノレカ「植物?ついさっき出かけたけど?」
節穴「何のようだろうな。こんな時間に」

依然騒ぐポストと、治めようと努力するリサたちが喚く中、
部屋にはどこか重たい空気が流れていた。

鐘突き堂―

植物「こんなところに何のようです?カルマッソとやら」

年上相手にちゃんと敬語、これが植物クオリティ。

カルマッソ「フフ・・・・君を呼び出したのは他でもない。君が必要だからだ」

だがカルマッソに”しわ”がない。
まるで若かりし頃の、マスターであり研究者であったカルマッソが、そこに居た。

植物「必要?」
カルマッソ「君は心底ボケキャラではあるが、理数系の頭脳が秘められている。そこで、
     私の研究を手伝って欲しい」

カルマッソは懇願する。
だがそれは、どこか上から見るような態度。

植物「こんなところまで連れて来て相談することだ。どうせロクなことじゃないんですよね」
カルマッソ「ロクな事ではないことはない!世界を操る研究だ!」
植物「興味ないッスよ。それに頭使うのは嫌いなんだよ!」

途端、カルマッソは表情を変える。

カルマッソ「そうか、君がそういうのなら、交渉決裂だ!!」
植物「くっ!!」

植物は臨戦態勢を整える。
さぁ!作者お待ちかねのカードバトルだよ!
ん?ジャンル混ざりすぎ?サーセンwwwwwww
でも自己満足小説まがいだから許してね!!

読者「だが断る」
作者「アッー」

でもやる。これが作者クオリティ!最低だね!せめてものお詫びとしてbrタグおいておきますね。

ポスト「さっきからのbrタグはそのためか」

植物は、腕におなじみのデュエルディスクを構える。

デュエル!!(こう叫ぶと、ふいんき(←なぜか(ryが良くなるぞ!)
※攻撃力は100倍されます。

植物LP:4000

カルマッソ「君にはこいつらと戦ってもらうよ」

カルマッソはそういうと、指を鳴らす。
そこからは、”はくりゅうおう”が3体現れる。

はくりゅうおう攻450×3

植物「ちっ!!俺のターン、ドロー!・・・・”船乗り”を攻撃表示で召喚!!」

船乗り攻守100

カルマッソ「攻撃表示だと?」
植物「そうだ!フィールド魔法、”大西洋”発動!このカードは、船乗り族のモンスターが
  場に居るプレイヤーをダメージ対象からはずす!」
カルマッソ「そのフィールドが有る限り、ダメージは受けない、と?だが船乗りを破壊すれば済む事だ!」
植物「甘いな、速攻魔法”女王の援助”!これにより、船乗りを生贄に、”コロンブス”を特殊召喚!!」
コロンブス攻守500

カルマッソ「馬鹿な!生贄モンスターは1体。攻守は200のはずだ!」
植物「”女王の援助”の効果だ!この効果で生贄による特殊召喚をされたモンスターの攻守は
  手札の枚数×100上昇する!!」
植物「コロンブスの攻撃!!」

はくりゅうおう×2

植物「ターンエンドだ」

植物は勝ち誇っていた。
船乗り族モンスターのコロンブスの攻撃力は500。
さらに”大西洋”の効果で自分はダメージを受けない。

だから、このターンなんの伏せカードも出さなかった。
これが敗因になるとも知らずに。

カルマッソ「フフフ・・・・」
植物「何がおかしい?」
カルマッソ「君は効果に頼りすぎている。物理的安心感が無ければ、油断はしないほうがいいさ」
植物「どういう意味だ!」
カルマッソ「アイテム発動!!”バイキルミン”!!」

はくりゅうおう:攻900×2

植物「!?バイキルミンは1体にしか効果は無いはず・・・」
カルマッソ「そうだよ?だが1つしか使ってはならないと言う制約はないもんでね」
植物「どうやって・・・」
カルマッソ「協力してくれたら教えてあげるさ」
植物「断るね。第一、攻撃力を上げてもダメージを受けなければ意味が無い!」
カルマッソ「それはどうかな?」
植物「何!?」
カルマッソ「特技発動、”凍てつく波動”!!”大西洋”と”女王の援助”を無効にし、破壊!!」

コロンブス攻守200

植物「!!」
カルマッソ「はくりゅうおう、コロンブスに攻撃!!」

植物LP:3300

植物「くっ・・俺のターン!!ドロー!・・・”インディアン”を守備表示にして、ターンエンド・・・」

インディアン守備力100

カルマッソ「そうするしかないでしょうね・・・ですが私はこのターンで勝敗を決めますよ」
植物「あほかwwサレンダーでもするんすかwwwwww」
カルマッソ「まず、インディアンに攻撃」

カルマッソ「そして、はくりゅうおう!!”ザラキ”!!」
植物「!!」
カルマッソ「君のザキ耐性は、ゼロも同然!!」

植物LP:0

植物「うっ・・・」

植物は地に伏す。
そこに歩み寄るカルマッソ。
彼が植物に手を差し伸べると、

植物は手をとり、そしてカルマッソは言う。

カルマッソ「行こうか、植物助手」

植物は答える。

植物「ええ、カルマッソ”博士”」

そして二人は、鐘突き堂の闇に消えた。

(k(ry)


密林に包まれた秘境の島、モルボンバ島。
迷路のような道を抜け、祠へと足を運ぶ。
敵となったガーディアン、”まおうのつかい”。

何故だ?
ここだけ何も起こっていない。

マデュライトは全員10個。
鐘突き堂へ急いだ。

だがそこには―

第63話「Sion の 罠」に続く

第63話「Sion の 罠」

カルマッソとの戦いに敗北した植物。
その後、彼は洗脳されたかのように従う。

カルマッソは口元を緩ませた。

それは企みの成功を祝うような笑み。
それは数秒続く。

口元を戻し、手を掲げる。

はくりゅうおうは、そこから姿を消した。

((ry)
ポスト:デュラハーン(デュナス)、ブラックドラゴン(クロ)、キングスペーティオ(ハリガネ+)
イル:アトラス(奴隷1)、ベリアル(奴隷2)、バズズ(奴隷3)
節穴:メタルライダー(キエール)、スライムナイト(ピエール)、キラーマシン(ロビン)
ホウキ:ゾーマ(マゾマッゾじゃないゾルマッゾ)、キラーマシン(マガジン)、???(???)
ノレカ:ゴールデンスライム(ゴル)、スライムマデュラ(デュラ)、踊る宝石(だんさ)
レン:竜神王(???)、はくりゅうおう(???)、ブラックドラゴン(???)

第63話「Sion の 罠」

鬱蒼と茂るジャングル。
それは光を遮り、ただ水分と熱を篭らせる。

ここはモルボンバ島。

リサ「制服で来なくて良かったぁ・・・」
ポスト「わぁい、僕の体で目玉焼きが出来るよー」
ホウキ「ポスト自重しろ」
レン「珍しいメンバー編成だな」

今回の編成は、ご覧のとおり。

ホウキ「ここの島やけに鬱陶しいモンスターばっかりだなぁ」
レン「登場がやらしいよね。いきなり出てくるブス木とか、わかめもどきとか」
ゾルマッゾ「わかめもどき言うな」
レン「てめーのことじゃないです」
ポスト「ボストロールって倒す必要なかったのね」
リサ「こくようのけん手に入ったんだからいいじゃない」
ホウキ「ていうかリサってツンツンしてないよなー」
リサ「ツンデレキャラ返上しようかしら」

なんという他愛のない話。
他愛ないを通り越して下らないとわかってしまった。
まちがいなくゾルマッゾ不要。

―祠
ポスト「謎解きじゃなくて道に迷ってしまった」
ホウキ「5時間歩いてこれか」
リサ「さっさと倒して戻りましょ」

ポスト「ランゴスタUZEEEEEEEEEEE!!!」
レン「閃光玉よこせ。俺が投げる」
ポスト「ヤンヤンツケボー」
レン「意味不明なこというな!あ、寝た」
ポスト「蹴ってやんよ!」
レン「その前に閃光玉!」
ポスト「あいつ怒ってますぜ旦那」
レン「早く起こせ!!」

アッー

ホウキ「もうやめて!まおうのつかいのHPはとっくに0よ!」

それはリサが適任。

ポスト「なんだ、もう死んでるのか」
レン「モンハンやりながら命令するからだ」
リサ「ミンチね」

鐘突き堂―

節穴「長かったなぁ・・・・」
イル「はじめ20話くらいジョーカーと関係なかったしね」
ホウキ「うわ死ねって言われた」
ノレカ「安易に死ねって言ったらダメってばっちゃが言ってた」
火炎「何処いったんだよ植物・・・・どうでもいいけど・・・・・」
レン「ごっすんごっすんごすんくぎ」

ポスト「あれ?無式は?」
リサ「サロンの人が看病してる」

サロン―

サロンの人「名前付けろよ・・・・個人的に考えて・・・・」

個人的って聞くといつも”古山的”を思い出すんだ。

サロンの人「ふるやまてき?」

お前殺されるぞ。

サロン終了―

一行は鐘突き堂のドアの前にたどり着く。
そこはビルの3階に相当する高さ。
柵は無い。作者の記憶的に考えて。

イル「これを開ければいいのよね?」
節穴「それ以外に何か?」

一斉に鉄の扉を開ける。
ギギギィ・・・と、軋む音が数秒聞こえた。
そう思えば・・・



―鉄の扉が遠くへ飛ぶ。
扉に押され、風に押され、
皆は飛び立ってゆく。

爆発

Sion「おおー綺麗に吹っ飛んだねー」

煙の先に見えるのはSion。
隣にはシーナ。
どうやって彼が爆発を巻き起こしたのかはわからない。
だが爆発は確かに起こった。

そして

Sion「見事綺麗に残ったね」

爆発の中、定位置を保っていた者が居た。

Sion「ね、津島理沙

リサ。
彼女だけが爆風によって
吹き飛ばなかった。

他の者達は、圧倒的な爆風により
壁などに体を打ちつけ、
声を出せるものはおらず、気絶しているものまで居た。

だがリサは傷一つ無く位置を保っている。
鉄の扉でさえ吹き飛んだ爆風に耐えたのだ。

Sion「だがもう限界みたいだね」

Sionはふくみを持たせた言葉を放った。


Sion「そのイヤリング」


リサは瞳孔を萎ませたまま、
ゆっくり倒れてゆく。

それをシーナが支え、Sionの元へ行く。

Sion「彼女はイヤリングごと戴いていくよ。
  なに、用が終わったらちゃんと返すさ」



Sion「抜け殻でね」

Sionはそういい残し、リサを抱えたシーナと共に、
ルーラで姿を消した。

体の弱いポストは当然気絶していた。
だが、目元には汗が溜まっていた。

(k(ry)

P.S. サロンの人は、某スタッフがおいしくいただきました。

目覚めれば病院。
デロスと名乗る院長代理が現れる。
リサはいない。

何が起こったか把握できない。
そしてバトルGPは一週間後に行われるという。

デロスから色々聞き、悩んでいるポスト。

気晴らしに行く航路で、それは起こった。

第64話「海 賊 船」に続く

第64話「海 賊 船」

マデュライトを10個ずつ集めたポスト達。
意気揚々と、鐘突き堂へと足を運ぶ。

だが出迎えたのは決勝進出の鐘の音ではなく、
身を焼き滅ぼす爆弾の轟音。

そして立ち続けている、いや、
生きているはずの無い理沙が立っている。

そしてそれは連れ去られる。
爆弾という名の罠を仕掛けたSionによって。


目覚めれば、鼻を刺激する薬品のにおい。
柔らかな布団の感覚。

薄ら目を開ければ、白い天井。

ポスト「ここは・・・・・」

(新OPになっちゃうよ)
第64話「海 賊 船」
ー回想ー

助手A「ちょwwwwwwwポストてwwwwwwww」
助手B「どうすりゃええねんwwwwwwwwwwwww」
助手C「ジャンル外ですサーセンwwwwwwwwwwwww」
助手D「
        *'``・* 。
        |     `*。
       ,。∩      *    もうどうにでもな〜れ
      + (´・ω・`) *。+゚
      `*。 ヽ、  つ *゚*
       `・+。*・' ゚⊃ +゚
       ☆   ∪~ 。*゚
        `・+。*・ ゚ 」
???「大丈夫だ。なんとかなるさ」
助手B「その自身何処からくるんすかwwwwwwwww」

???「やったことあるから。ポストの手術」

(Д゚)゚(Д゚)゚(Д゚)゚(Д゚)゚   (???)<こっちみんな


ポスト「びょう・・・いん・・?」
???「ゆとり乙」
ポスト「うおっ!なんですか」

急な突っ込みに、ポストは肩をすくめる。

???「私はデロスだ。この病院の院長代理を勤めている」
ポスト「代理?院長は?」
デロス「・・・・・マリー院長は突然姿を消したんだ。だから帰ってくると信じて、院長代理としている。
    副院長のクロウさんも一緒に消えたし」

突如、ポストが顔をしかめる。

ポスト「帰ってくるといいですね」
デロス「ええ。・・・・それと、君の体・・・・・」

その言葉に、ポストはハッとして、デロスのほうを見る。

デロス「マダンテ3発分の爆発にあれで済んだ体に疑問を持ったけども・・・
   君はやはり・・・・・」
ポスト「・・・・・・」

ポストは黙って俯く。

デロス「前にも同じ人が居たよ。その人は力強く生きていた。気にすることは無いさ」

そう言って、デロスは病室を去った。

話を聞いたところ、決勝受付は取れたらしい。
ほかの皆も無事でいた。何故だ。

あと、無式はサロンの人が頂かれている隙にどこかへ行ってしまったそうだ。


イル「今回の件はやばいわね・・・・・」
節穴「現実世界から来た理沙が誘拐されるなんてな」
ノレカ「あいつ神出鬼没だし・・・・」
火炎「植物も消えるし・・・・」

う〜ん・・・・と、皆呻く。

殺伐としたサロンに救世主が!

ホウキ「そういえばポストは?」
節穴「救世主ってレベルじゃねーぞ!」
ノレカ「別の意味でな」
イル「ポストなら魔物引き連れて海の旅立ってさ」

ホウキ「ふぅん・・・・」


ポストは考え事をしていた。
だが地の文とはいえ、他人の頭を覗くことは出来ない。モラル的な意味で。

と、辺りが暗くなった。

ポスト「もう夜か。そろそろ帰ろうかね」

ポストが岐路に着こうとした瞬間―

??「ウェアーハッハッハッハ!!我は海賊キャプテンのキャプテンクロウ!身包み置いてけ!戦闘力5のゴミ!」
ポスト「さっき銀行に預けて所持金0ですが何か?」
※実際に起こった現象。
キャプクロ「ええい!ならばアイテムとかおいてけこのやろう!やっちまえ!」

ー30秒後(事実です)

キャプクロ「ぜんめつMAT。意味しらねぇ」
ポスト「はいはいばろすばろす」
キャプクロ「まだだ!まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ!」


ポスト「弱すぎワロタ。遊びならもうやめてくれ」
キャプクロ「甘いな!まだだ!魔法カード”報酬”!これにより、グラコスを特殊召喚!!」
ハリガネ+(お前出ればいいんじゃね?)

ポスト「貧弱、貧弱ゥ!!」
キャプクロ「ならば、私が相手だ!」
ポスト「セーブ完了!よしこい!」


ポスト「ここまで来るの面どいな」
キャプクロ「遅いぞ」
ポスト「次は勝つ!」

キャプクロ「・・・・完敗だ・・・・」
ポスト「じゃ、俺は行くな」
キャプクロ「待ってくれ!・・俺を・・・俺を仲間にしてくれ!」
ポスト「ハリガネ首だどっかいけぇええええええええええ!!!」
ハリガネ「ちょwwwwwwwwwwwwwwww」
キャプクロ「サンキュウおやびん!」
ポスト「おまえはクロウズ+だ!!」
クロウズ+「イヤッホォォオオオオオオウウウ!!!」

(新エンディング)

植物は何をしているんだ・・・?
どの島に行っても居ない。
気が付くと鐘突き堂へと足を運んでいた。

そこに、植物のあのカードが・・・

そして、そこには敵まで居た!
植物を何処へやった!!

第65話「vs シドウ」に続く

第65話「vs シドウ」

理沙を失い、責任感を紛らわすためか、
一人で海へと繰り出したポスト。

だがそこで、海賊船に遭遇する。

投げやりな戦闘の末、ポストは
キャプテンクロウのクロウズ+を仲間に出来た。

そしてー


月明かりだけが頼りの夜。
ノビス島の神殿跡は、キングスライムをベッドに、
スライムたちが眠っていた。

だが、突如白き稲妻が神殿跡を突き刺す。
キングスライムもろとも、スライムたちは
ティウンティウンしてしまった。

その中央には・・・・

(まだ新OPだよー^^)

第65話「vs シドウ」

一人夜の散歩に出かける火炎。
彼は植物のことが気がかりだった。
BLな方ではなく寧ろハルヒ厨だが、
やはり同族故の心配だろうか。

様々な島を駆け巡った後、
痛々しい鐘突き堂へ足を運ぶ。

アレだけの爆発がありながら、
半日で直るとはどういう素材使ってんねん。

中に人が居た。
火炎は声をかける。

火炎「ここに何か・・・?」
??「ええ、人を待っていまして」
火炎「こんな夜中にですか?」
??「そうです。こんな夜中に・・・」

―貴様を待っていたんですよ?―

火炎「は?」
??「ディスクを構えな。でないと、死ぬぞ?」
火炎「何を急に・・・・」

と、火炎の頬が切られる。

??「これでもやらない、と?」
火炎「・・・・いいだろう、やってやんよ!」

※攻守100制度から、1000制度へ。☆U☆ZA☆I☆NE☆

火炎LP:4000 ??LP:4000

火炎「俺のターン、ドロー!・・・俺はムスリムの騎馬兵を守備表示で召喚!
  さらに俺は、フィールド魔法、”メディナ”発動!カードを2枚伏せて、ターンエンド」

火炎LP:4000                     ??LP:4000
騎馬兵 攻守:1000
フィールド:メディナ



??「俺のターン、ドロー。俺は、即効魔法”ちゅうだんセーブ”発動。
  自分の手札に有るモンスターを一体、召喚条件を無視して通常召喚する!
  俺は、”キラーマシン”を攻撃表示で召喚!」

キラーマシン攻:1600守:2000


??「さらに装備魔法”グリンガムのムチ”を、キラーマシンに装備!
  そして魔法カード”バイキルミン”発動!キラーマシンの攻撃力を2倍にする!」

キラーマシン攻:3200

??「キラーマシンの魔物効果発動!バトルフェイズ時、こいつは2回行動できる!!」
火炎「リバースカードオープン!”無血開城”!自分の場にいるモンスターと同じカードを、
   手札から特殊召喚する!!」
??「無駄だ!グリンガムのムチは攻撃力を300上げ、全体攻撃を可能とする!」

キラーマシン攻:3500

??「行け、キラーマシン!"サウザンドウィップ"!!」

火炎LP:500

??「ターンエンド」

火炎LP:500                      ??LP:4000
                           キラーマシン攻:3500守:2000
フィールド:メディナ


火炎「俺のターン、ドロー!・・・そのキラーマシン、早速ご退場だ!」
??「何ィ!?」
火炎「トラップカード発動!”アッラーの啓示”!!このカードは、自分の墓地のモンスターを復活させ、
  その枚数×1000、LPを回復する!!」

火炎LP:2500
ムスリムの騎馬兵 攻守:1000×2

火炎「そして、この2対を生贄に、出でよ、”ウマイヤ朝”!!」

ウマイヤ朝 攻守:?

火炎「ウマイヤ朝の攻守は、デッキの枚数×150ポイントとなる!!」
??「貴様のデッキの枚数は・・・・40-5-1-1=33・・・33×150=・・・4950!!?」
火炎「キラーマシンを攻撃しろ!"トゥール・ポワティエー"!!!!」

??LP:2550

火炎「カードを一枚伏せて、ターンエンドだ」

火炎LP:2500                     ??LP:2550

                           フィールド:メディナ
■                          ■

??「俺のターン、ドロー・・・・・・・フフッ・・・魔法カード”配合”!!
  手札の竜王とラプソーン2を配合!!」

火炎「これは・・・・!!!」

??「そう、”竜神王”だぁ!!!」

竜神王 攻守:4500

??「さらに魔法カード"バイブースター"発動!これは、スタンバイフェイズにモンスターの攻撃力を倍にすることが出来る!
  さらにさらに!キラーマシンは墓地へ送られたとき、リバースカードを一枚セットすることが出来た!
  そして今、それを発動する!!永続罠!!”無限ループ”!!このカードは、1つのフェイズをもう3週できる!!
  よって、竜神王の攻撃力は、36000!!!」

竜神王 攻:36000

??「全てを滅ぼせ竜神王!!"マスターオブゴッドブレス"!!!!」
火炎「トラップカード発動!!”神風”!!」
??「何!?」
火炎「さっき落ちてあったのさ。これは間違いなく、植物のカードだった。
  だから怪しいと思って、無視せずにお前に話しかけたのさ!!」
??「馬鹿な!!」
火炎「神風は、自分のモンスター2体を破壊して、相手の攻撃を無効にし、
  受けるはずのダメージ量の半分を相手に与えることが出来る!!!」
??「貴様は究極の馬鹿だな。ウマイヤ朝しかいないぜ?」
火炎「ウマイヤ朝は、墓地に送られたとき、後ウマイヤ朝を特殊召喚できる!」
??「な、なんだってー!?」
火炎「後ウマイヤ朝、破壊!奇跡の嵐!!」
??「チィィイイトだあああああああ!!!!!」

火炎LP:2500 ??LP:0


火炎「お前、名前は?」
??「シドウ。とある事情で病院にいたが、火災で死に掛けていた。
  仲間も居たが、今はどうなっているのかわからない。
  死に掛けているときに、あの方・・・"Dr.カルマッソ"様が助けてくださ・・・ッ!!」

突如、シドウの体がどす黒い”気”に覆われる。

火炎「これは・・・・」

その頃ポスト―

ポスト「ドドブランゴ討伐!早速素材剥ぎを」
イル「だが断る」
ポスト「ちょwwwwwwいつのまに大樽Gwwwwwww」
レン「死んだ直後に討伐とかwwwww急げwwwwww」
ポスト「ちょwwwww4番いったwwwwwwバカスwwwwwww」
レン「オワタwwwwwwwwwwwww」

※事実。プレイヤーはレンではない。
 討伐相手はドドブランゴではなかったはず。

(新ED)

シドウからでる謎の気。
全てが抜け切ったとき、シドウの体は消え去った。
そして気は、人の形を成してゆく。

そして形は植物の姿に。

無式はシーナが連れて行かれた場所を突き止める。
だが道中、Sionの刺客が忍び寄る!

第66話「同時対峙! vs 植物 & 阿部」につづく

第66話「同時対峙! vs 植物 & 阿部」

この世のものには対を成すものが存在するという。
光には影・右には左・痛みには快楽。

勿論、全てを作者が答えられるわけが無い。
だが対応する者同士は、混じる事が許されない。

光があるからこそ影が出来、右と左は完全に入り混じることは不可能。
マゾヒストという痛みの中に快楽を得るものはいるが、
異常者なのでゲームから除外!フハハハハ!これで俺の勝ちだぁ!

何を言っているんだ作者、まだ俺のバトルフェイズは終了してないぜ!
マジックカード発動!「バーサーカーs

(おーぷにんぐ)

第66話「同時対峙! vs 植物 & 阿部」

無限に広がる灼熱の砂。
それらは砂漠というフィールドを成している。

昼は肌を焼き尽くす熱を持ち、生命の水を奪ってゆく。
夜は水を豪雨で齎し、零下を下回る冷気で熱を奪う。

砂漠とは、生命が在り難い死のフィールド。

そこに無式は居た。

彼は腰から水筒を取り出し、口を付ける。
だが水は一滴も出てこなかった。

無式「(ここのところ、俺の株が落ちまくってる気がする・・・
  って今はそんなこと考えている場合じゃない!なんとかして
  水分を確保しないと・・・・)・・・ん・・・?」

無式は、砂漠に佇む建物を発見する。
いや、建物と呼ぶにはいささか相応しくない大きさ。

よく観察すると、それは公園にある公衆便所そのものだった。
もし水道が通っていれば、水が飲める。
そんな薄すぎる可能性に、無式はかけた。

と、奥にあるベンチに、一人の男が座っている。

こちらに気づいたのか、男はこちらを向く。

無式「・・あ・・・あんた・・・は・・・・?」

男は言った。

「や ら な い か」

無式「・・だれ・・・だ・・・?」

だが男は答えない。

「やるかやらないか。それだけを聞いている」
無式「このっ・・・状態でっ・・・何をするっていうんだッ・・・!」
「ふむ・・・」

無式の瀕死とも言える状態に、男は考え込む。
すると、

「いいこと思いついた。お前、俺の水を飲め」



火炎「植物・・・・か?」

火炎は植物のようなものに話しかける。

植物「この姿、俺以外に何が居る?」

植物は答えた。

植物「神風、返してもらうぜ」

と、植物は火炎に近寄り、手にあるカード、
”神風”をふんだくる。

植物「俺は今カルマッソ博士の下で助手をしている。
  どうだ?お前も、力仕事での働き手にならないか?」

植物は火炎に手を差し伸べる。
だがその風情は優しいものではなかった。

火炎「断る、と言ったら?」
植物「決まってるだろ?」

と、植物はデュエルディスクを構える。

火炎「デュエル!!」植物



無式「助かった。礼を言う」
阿部「気にするなって、ここで出会ったのも何かの縁だ」

男は阿部と言うらしい。
彼の水筒を貰い、喉を潤した無式。
そして俯いたまま、先ほどの話を聞きだす。

無式「さっきの”やる”って何をやるんだ?」
阿部「お前さん、世にも珍しいモンスターユーザーだろ?」

無式は目を見開き、阿部の方を見る。

阿部「我らのアジトにモンスターユーザーが来てるって聞いたから、
  ここで待ち伏せてたんだけど」

阿部は話を続ける。

阿部「やっぱり"裏道"を使ってきたね。予想通りだ」

さらに阿部は続ける。



阿部「ノレカくんの」


阿部「いやー彼はいい体つきをしていてね、ちょっと理性が追いつかなくておそtt」

阿部の声は途切れた。
無式の刃が阿部の喉を通ったからである。

無式「ちっ・・・胸糞悪い・・・」

捨て台詞を吐き、マントを翻してそこを去ろうとする無式。
だが

ガッ

足を掴まれる。

阿部「命の恩人に何をするんだい?」



どういうことだ?
俺のデッキが丸々変わっている・・。
戦ってみれば、奴も同じジャンルだ。

だがDQMじゃない・・・これは・・
どこかで見た・・・確か現実世界・・

まさか・・・しばらくコレで戦えと言うのか・・・

第67話「倒せ グラビモス」に続く


イル「ちょっといいかしら?」
ポスト「ん?」
イル「段々DQMJ関係なくなってきてるわよね?」
ポスト「作者の気まぐれだからね。
   デュエル編終わったら無式辺りに飛び火するから
   それまでの辛抱だZE☆」
レン「ポストーッ後ろーッ!!」
ポスト「あっ!クソレイア来るな来るな来ないで来ないで下さいああああ!!!」

イル「・・・・」

続く

第67話「倒せ グラビモス」

夜明けにはまだ時間があり、
それでも、もう夜とは別れのときのような深夜。

一人の少女が眠りから目を醒ます。

彼女は寝具から身を起こし、布団を払いのける。
さらっとした、長く黒い髪が、
立ち上がると同時につられて舞う。

彼女はまだ朝日も見えぬこの時に、
早々と私服に着替え、
外出の準備をする。

窓を開ける。
天にはやや薄くなった月。
冷たい風が入り込む。
その風は髪を再び靡かせる。

彼女はドアを開けた。
出勤のために。

第67話「倒せ グラビモス」

鐘突き堂。

ここでは、今決闘が始まっていた。

植物「俺のターン、ドロー!・・・火炎、もう分かってるよな?
  お前のデッキが世界史デッキで無くなっている事を」
火炎は手札を見る。
そこには見慣れたカードは無く、
一変した光景があった。

植物「シドウとデュエルした結果だ。勿論、こちらはジャンルを合わせている」

火炎は黙りこくったままである。

植物「俺は速攻魔法、”緊急クエスト”を発動させる!
  このカードは手札より、レベルが6つ以上のモンスターを特殊召喚できる!」

植物は、手札にあるカードを手にし、
高らかに掲げ、それをセットする。

植物「出でよ、"鎧龍グラビモス"!!攻撃表示!」

グラビモス 攻:2500守:3000

植物「さらにランポスを召喚!」

ランポス 攻:1000守:800

植物「さらに速攻魔法、”速攻”!先行ターンでバトルフェイズを行える!
  2体でダイレクトアタック!!」

火炎LP:500

植物「ターンエンド」
火炎「俺のターン、ドロー」
植物「ついでに教えてやろう」

植物が口を挟む。

植物「このグラビモスは攻撃対象になったとき、攻守を500アップさせる
  特殊能力を持っている。」
火炎「・・・ポポを守備表示。リバースカードを3枚セットし、ターンエンド」

ポポ 攻:300守:2000

火炎は、先ほどまでとは打って変わって落ち着き払っている。

植物「策が無くてだんまりか?じゃあとっととサレンダ―しなよ。
  俺のターン、ドロー!コレで終わりだ!グラビモスでポポを攻撃!」
火炎「リバースカードオープン”ポポノタン”。ポポが破壊されたとき、
  そのときの守備力分、LPを回復する」

火炎LP:2500

植物「ランポスでダイレクトアタック!ターンエンド」

火炎LP:1500

植物「火炎、お前、何黙りこくっている?
  そういえば、グラビモスを召喚する前から
  お前は黙っていた。何を考えている?」

火炎は顔一つ動かさない。

火炎「俺のターン・・d」
植物「答えろ火炎!!」

数秒、静寂が支配する。
そして火炎が口を開く。

火炎「お前は洗脳されるほど弱くなったんだな」
植物「何ィ?」
火炎「負けて後悔しろ!洗脳されるほど弱くなったことをな!」

火炎は勢いよくカードを引く。
そこからは確かに炎が発生した。

火炎「行くぞ植物!リバースカードオープン!"緊急クエスト"!!」
植物「なっ・・お前も持っていたのか!?」
火炎「この効果は言うまでも無いな!俺は手札より、"テオ・テスカトル"を
  攻撃表示で特殊召喚!!」

テオ・テスカトル 攻:3500守:3000

火炎「テオ・テスカトルの特殊効果発動!ライフを2000払い、
  このカード以外のモンスターを全て破壊する!!」
植物「なんだとぉっ!?」
火炎「粉塵爆炎!!」

ランポスとグラビモスが粉砕される。

植物「かっ・・壁モンスターが・・・っだが、3500なら500残る!
  その隙に体勢を立て直せる!」
火炎「誰がこのまま攻撃すると思う?」
植物「なんだと!?」
火炎「リバースカードオープン!”耐性低下”!!
  こいつは、対象がモンスターカードのとき、攻撃力を、
  プレイヤーのときは、ライフを500低下させる!!」

植物LP:3500

火炎「テオ・テスカトル、プレイヤーにダイレクトアタック!!」

”粉塵爆炎・近発火”!!

植物LP:0

植物「うわあああああああああああ!!!」


植物は悲鳴の後、地にひれ伏す。
すると、植物から一枚のカードが排出される。

火炎は、それを手に取り、言う。

火炎「招待状・・・か。洒落たもん使うな、奴さんも」

火炎は、招待状と呼ばれたカードをディスクにセットする。

すると―


何かが現れた。
それは特徴的なものを持ったヒト。
片目を隠さんとする前髪に、角刈り(?)。
口元はえらく引きつっていて、
鼻が高い。

カルマッソ「招待状・・・有り難う・・・」



カルマッソ「火炎君」

本来カルマッソが知るはずの無い名を
彼は口にした。

次回予告と言う奴さ。要らない? ><―

阿部。本名を阿部孝和と言ったか。
奴は”むこう”の人間らしい。当然仕留めてやる。

だが戦いの最中、過去を語りだし、
そして、殺された。

俺ではない。
外には 2つの影・・・!

それはシーナと・・・

第68話「白銀 の 女騎士」に続く

第68話「白銀 の 女騎士」

吹き荒れる大地。
だが風は空気のみならず、
砂を運んでいる。

そう、ここは砂漠。

巻き上げられた砂は
煙のように踊り視界を悪くする。

―そして音も響く。
だがそれは自然に因るものではない。

決闘によるものである。

(最近忘れがちだけどここでOPなのよね)

第68話「白銀 の 女騎士」

甲高い音が木霊する。
金属と金属のぶつかる音。
次第にそれは演奏のように聞こえる。
演奏者は・・・・

無式「首を屠られて何故生きている」

古びた剣を的確に急所へと導く無式。

阿部「本当に屠ったのかい?」

敵の剣をドライバーで受けきる阿部。

阿部「こいつは結構便利な呪文でね。
  この小説でも結構らんy・・多用されている」
無式「呪文・・だと?」

阿部が息を吸い込む。
そして

阿部「マヌーサァッ!!」
無式「しまったっ!」

MPがたりない▼

阿部無式「・・・・・・・」

しばしの沈黙。
だがそれを無式が打ち破る。

無式「お前・・・なんであの組織にいるんだ?」

いたって素朴な質問。
旅人に対しても、敵に対しても
何かと紳士的な態度。
常にチャック全開のつなぎを着ている点以外は
普通に生活している自動車工だ。

阿部「・・・・俺にも恋人が居たんだ・・・」
無式「そうか。男を襲うから男しか興味が無いのかとおm」
阿部「男だ」
無式「死ね」

阿部「そいつは俺の・・・そう、心の支えっていうのか?
  一日でも会わないと、体が痙攣しt」
無式「それは中毒だ」

阿部「ある日、そいつが死んだ」

急に重たいことを言い出す。
それは無式をも驚かせた。

阿部「原因が何なのかはわからなかった。だがいきなり
  街中で目をギンギンにして・・・」
無式「・・・・・・」
阿部「アレだ・・・上手くいえないが・・・・・
  そう、突撃s」
無式「突然死な」
阿部「このボケ殺し」

だが構わず阿部は喋り続ける。

阿部「俺は自暴自棄になって、自動車工を辞めた・・・。
  だがある日、この組織に入 ら な い かと誘われたのさ。
  入れば、恋人が生き返る、と言われて・・・」

それなんて創○?と思う読者もいるのではないだろうか。
だが無式は思い出した。

目の前で死んだはずのシーナが生き返っていたことを。

阿部「だから俺は本拠地の番人となった!
  そして敵を排除するために!今!こうして!

  お前と戦っているッ!!!」

もはや阿部ってレベルじゃねーぞ!と言う方。
目をつぶってください。作者が中間テスト期間中で
自暴自棄になっています。

無式「じゃあもう本拠地は近いんだな」



阿部「もう・・・お前を殺すしかなくなった・・・」
無式(あ、やっべ)

-何を言っている-

阿部「ッ!?」

突如、阿部の脳に突き刺さる言葉。

-お前の力ではそいつは払えない-

阿部「あなっ・・・たはっ・・・」

-役不足だ-

阿部「まだっ・・・それはつ・・わからn」

-すでに判りきっている-


突然、阿部はとてつもない重力を感じる。
頭から踏まれたような重力を。

いや、実際踏まれていた。
事実、こうして阿部は地面に埋まり、
その頭には足が置かれていたからだ。

阿部「待ってくれっ・・・俺は・・あいつを蘇らせ・・・」

足の持ち主は言う。


???「お前、死人が蘇るとでも思っているのか?」


阿部は瞳孔が開ききっていた。
そして

阿部「み・・・みちしt」

恋人の名前を言い終わることなく、

足に踏む潰された。

無式「・・・貴様・・!」
???「なんだ、お前も死人が生き返ると思っていたのか?」

無式に呼ばれたことで、謎の人物は
無式の方へと振り向く。

その人物は騎士の格好をしていた。
外見的特長から女性であるとわかる。
兜で顔は確認できなかった。

後ろからシーナの姿が見えた。
恐らくは組織の幹部クラスであろう
女騎士のお供であろう。

無式「嘘っぱちの物で釣り上げて散々こき使った後、
  使えなくなったらポイ・・・お前らはとんだ下衆どもだな」

無式は目一杯罵声を浴びせる。
阿部に共感を持っていたのか、
無式は怒りに歪んでいた。
だが―

???「・・・お前も、人のことは言えないだろうな」

やけに自身ありげに騎士は言った。

無式「なん・・だと・・?」

女騎士はおもむろに兜を脱ぐ。

やがて長い髪の毛まで兜から離れ、
女は目に髪が入らないよう瞑りながら髪を整える。

髪が整い、女は目を開け、息を吐く。


そして無式はその姿に動揺する。
そこにあるとは思わぬ姿に、驚愕し、動揺している。

無式「イ・・・ヴ・・・・?」

(EDって入れ忘れるね。畜生。)
―所謂予告―

目の前にいるイヴ。

確かに俺はあの時からまた会いたいと思っていた。

だが同時に、会いたくは無かった。

会わせる顔が、未だに無いから・・・


そして時同じくして起こる戦い。
火炎はカルマッソと戦うことに!

カルマッソの出してきたモンスター、それは・・・

第69話「雪山 の 轟龍 ティガレックス」に続く

第69話「雪山 の 轟龍 ティガレックス」

砂漠に立ち込める砂煙。
それはものを暈し、真実をあいまいにする。
まるで誰にも見せないように。

珍しく雨一つ降らない天候は、
青紫の闇に月明かりの照明を作り出す。

その明かりは、砂漠に妖しさと魅力を与えた。

その砂漠には3つの影。


それは暫し風景となっていた。

(動画作ってる人凄いよね)
第69話「雪山 の 轟龍 ティガレックス」

無式「なんで・・・お前が・・・」

無式は目の前に佇んでいる、”目の前にいるはずがない”女騎士にそう言った。

イヴ「死んだ、と思ってた?」

的確な所を突かれた無式。
だが嬉しさもこみ上げていた。
2度と会話をすることがないと思っていた人間と、
再び会話をすることが出来たからである。

だがイヴの発した言葉には続きがあった。

イヴ「確かに死んだわ」

どうなっているのかが無式には分からなかった。
今ここで会話している人間が一度死んだなど、
”生き返らなければ”出来るはずは無かった。

それは傍らで黙っているシーナにも言える事であった。

無式「だが・・・・」

”生き返る”というのは、先ほど彼女自身の口から発せられたものである。
阿部の死に際にそんな嘘をついても得など無かった。

イヴ「・・・帰るわよ」

イヴはシーナにそう言い放った。
シーナは抵抗もせず帰ろうとする。

無式「待てよ!お前に何が起こったんだよ!」
イヴ「私がいる理由を考えてるでしょ?」

図星であった。

イヴ「執念」
無式「・・・は?」
イヴ「大層な言葉だけど、それがヒント。じゃ、頑張って謎解きしてね」

イヴは明るめの声で別れ言葉を言う。

イヴ「嫁殺し」

だがその次の無式を示す声は重くなっていた。

無式は、数メートル先の彼女の背中が
さらに遠く見えた。



鐘突き堂。
薄暗い部屋には影が4つ。

地に伏す者が2人。
そして残り2者が対峙する。

火炎「お前は・・・誰だ・・?」
カルマッソ「おやおや、私をご存じない?失礼、私はカルマッソ。バトルグランプリの会長です」

カルマッソはすました顔で言う。

火炎「バトルグランプリのカルマッソは皺だらけのじーさんのはずだが?」
カルマッソ「・・・そちらは知っておられるのですね・・・」

カルマッソは息を吸い込み、そして吐く。

カルマッソ「私は”若いカルマッソ”です」

冷たい風が流れる。
だが窓は一切開いていない。

火炎「どういう・・」

火炎の言葉を、カルマッソは手で制した。

カルマッソ「これ、の後に言おうじゃないですか。君が勝ったらの話ですがね」
火炎「・・・どういう意図か知らんが・・いいだろう」

デュエル!

火炎LP:4000 カルマッソLP:4000

カルマッソ「私のターン、ドロー。手札より、魔法カード”緊急クエスト”を発動。
     この効果により、LPを1000支払うことによって、手札よりレベル6以上のモンスターを
     攻撃表示で特殊召喚できます。」

カルマッソLP:3000

カルマッソ「手札より、”轟龍 ティガレックス”を召喚します」

たんっ、と、カルマッソはディスクにカードをセットする。
そこから現れるは、巨大な恐竜。
頭部はティラノサウルスの様な骨格で、
両腕には翼膜、全身には独特の模様の鱗がびっしりと付いている。

ティガレックス ATK:4500 DFE:3500

カルマッソ「さらにフィールド魔法”雪山”を発動。リバースカードを2枚セットし、ターンエンド」

そして火炎の番が来る。

火炎「俺のターン、ドロー!リバースカードを2枚セットし、”アイルー”を守備表示で召喚!」

火炎の目の前に愛らしい猫のような生物が、
2本足で立っている。
手にはなんらかの鋭利なものを棒に括りつけた
武器を持っている。

アイルー ATK:500 DFE:500

火炎「アイルーの特殊効果発動!召喚されたターン、相手に500ポイントのダメージを与える!」

すると、アイルーは懐をまさぐり始めた。
取り出された手には小さい樽が乗っかっている。
アイルーは、手を振り上げると、
カルマッソに向かって樽を投げる。
すると、カルマッソの元に落ち、爆発した。

カルマッソLP:2500

火炎「ターンエンドだ」

カルマッソ「私のターン、ドロー。さて、火炎君。本来ならここで君とデュエルをしている
     訳がないのですが、何故私がそんな君相手にデュエルをしていると思います?」

カルマッソは、気味悪く微笑んだ。

火炎「あー・・・考えるの嫌いなんで、わかんねーよ」

火炎は後頭部を掻きながら、苦虫を噛んだような顔をした。
火炎が、「なんでなんだ?」と聞く前に、カルマッソは自ら言う。

カルマッソ「”未知”を秘めているからですよ」
火炎「未知?」

火炎は眉を顰めた。

カルマッソ「その”未知”を”既知”に変えるためにやってきたのです」

と、カルマッソはボタンを押した。
ディスクにあるそのボタンは、今まで触れていなかったが
リバースカードを発動させるボタン。
カルマッソ「リバースカードオープン、”2対討伐”。
     このカードは自分の場のモンスター1体を、攻撃力守備力を半分にして
     そのモンスターをもう一体、これもまた攻守半分で特殊召喚できるものです。
     ただ、5ターン内に全滅すれば1000、私にダメージがいきます」

ティガレックス ATK:2250 DFE:1750×2

鋭い目が4つ。
それは、いかに映像とはいえ火炎の汗腺を開かせる。
冷や汗が全身から出た。

カルマッソ「さらにリバースカード、永続魔法”上位クエスト”を発動。手札を1枚捨て、毎ターンLPを300削り、
     自分の場の一種類のモンスターを指定し、その種類のモンスターの攻守を2000ポイントアップさせます」

カルマッソLP:2200
ティガレックス ATK:4250 DFE:3750×2

カルマッソ「ティガレックスで、アイルーを攻撃!レックスタックル!」

ティガレックスは猛スピードでアイルーに突進する。
激突の瞬間、アイルーは悲鳴を上げて消え去った。

その塵の奥には、目を光らせるもう一体の―

カルマッソ「ダイレクトアタック!!」

(EDというやつさ)―

ティガレックス2対の猛攻。
それは精神を圧迫し、判断力を鈍らせる・・・

この2対を倒すには、リオレイアが要る。

いや、このデッキに眠る、あの雌火龍が―

第70話「行く先は 桜色」に続く

第70話「行く先は 桜色」

第70話「ソードマスター火炎」

火炎「まそっぷ」

夜の街は、街灯もある故か、昼より少ないものの、
結構な人が町に溢れ返っていた。

だが路地裏は無の世界。或いは悪。或いは罪。或いは死。
善の一欠けらも蔓延らぬ路地裏に、1人の女性がハイヒールの音を鳴らして歩いていた。

溶け込むほどの黒。
漆黒の髪に漆黒のスーツ。そして闇のハイヒールにストッキング。オプションにメガネ。
月明かりが無ければ闇と同化するその姿は、どこか色っぽいものを感じさせる。

それに反応した3人の男。彼らは、女性の前に立ちはだかる。

「・・・・何の用です?」
「お姉さん綺麗だねぇ・・・僕ら参っちゃったよ・・・」

3人は、女性を上から下まで舐める様に見る。
その様はどの人間が見ても不愉快に思うだろう。

「だからさぁ・・・だからさぁ・・・僕らと遊ばないかい?」

男達は次第に息が荒くなる。地の文と作者が参ってきた。
彼女は足を止め、返答する。

「いいですね・・・ではこちらへ」

彼女はスーツの上を脱ぐ。
と、カバンの中のもう一着の上と交換した。

「あー、つまらなかったっ」

彼女は伸びをすると、もう動かない男達に背を向け、歩き出した。

(前座NAGEEEEEEEEEEEEE)
第70話「行く先は 桜色」

カルマッソ「ティガレックス、プレイヤーにダイレクトアタック!」
火炎「リバースカードオープン、”シビレ罠”!このカードは、相手の攻撃を無効にし、強制的にバトルフェイズを終了させる!」

と、攻撃してきたティガレックスの目の前に、電気をパチパチ言わせている機械が出現した。
それは高速で回ることによって発動しているようで、ティガレックスが通り過ぎようとした瞬間、
ティガレックスは飛び跳ね、そして体を停止させられた。

カルマッソ「ターン終了です」
火炎「俺のターン、ドロー!リバースカード、”飛竜の卵”発動!このカードは、手札2枚を捨てることで、
  手札より、レベル6以下の飛龍種モンスターを特殊召喚することが出来る!」

場に卵が現れる。
殻を突き破り、飛竜の赤子が覗く。そして光を帯びて―

火炎「出でよ!”雌火竜 リオレイア”!」

現れたのは、緑の巨竜。
対峙するティガレックスと同じ位の大きさ。
ややしゃくれた顎には幼竜に餌を与えるためのトゲがある。
所々に毛が生えており、尻尾には毒が含まれている。

リオレイア ATK:2800 DFE:2800

火炎「裏側守備表示でモンスターを召喚し、リバースカードを1枚伏せ、ターンエンド」破裂したかと思うと、
カルマッソ「私のターン、ドロー。ティガレックスで、リオレイアを攻撃。ベイブレイド!!」

ティガレックスはリオレイアに突っ込み、そして回転する。
尾が、頭部が、爪が、腕が、回転しながらリオレイアに当たらんとする。
だが―

火炎「リバースカードオープン!”閃光玉”!フィールドのリバースモンスター以外のモンスターを、
  このターンのバトルフェイズ中、戦闘不能にする!」

ぽん、とフィールドに放られた小ビン。
それは地面に着く前に破裂したかと思うと、間髪いれずに光が広がる。
光が収まったとき、ティガレックスは目を回していた。
一種の目潰しである。

カルマッソ「くっ・・・ターンエンドです」
火炎「俺のターン、ドロー!」
カルマッソ「1ターン凌いだだけで、まだやる気ですか?次のターンで
      ティガレックスがリオレイアを攻撃すれば貴方に勝機がなくなるのは確実!貴方の手札はもう少ない、
      破壊された跡に生贄なんて揃えられませんよ!!」

だが火炎は、黙ってカードを

スロットにセットした。

火炎「速攻魔法、”亜種報告書”!場にいる特定のモンスターを生贄にし、そのモンスターの亜種を
  特殊召喚することが出来る!」

リオレイアが、風を纏い光を帯びる。
暴風が奔走し、光が満ちる。

そして、桜が舞い落ちる。

火炎「”桜リオレイア―リオハート”を特殊召喚!」

現れるは桜色のリオレイア。
その姿は、一見して畏怖する姿を愛らしく中和するような。

リオハート ATK:3300 DFE:3000

カルマッソ「ですがティガレックスの攻撃力は4250。たった3300ぽっちでどうする気です?」
火炎「レイア系のモンスターには、攻撃対象の攻撃力を下げる効果を持つ。
  そしてリオハートの場合、下げる数値は”相手フィールド上のカード1枚につき500ポイント”!」

ティガレックス ATK:2750

火炎「リオハートの攻撃!”サマーソルトー改”!!」

桜色のリオレイアが空を飛び、ティガレックスに接近する。
と、そこからリオレイアは空中を回った。
リオレイアの尻尾がティガレックスに命中し、トゲが深々と刺さる。

と、ティガレックスが苦しむ。
そう、何か毒を受けたような。

リオレイアは、そのまま降りずに寧ろ上昇し、滑空した。
位置エネルギーが運動エネルギーへと昇華され、そのままティガレックスに噛み付く。
咆哮ではない”悲鳴”を上げ、ティガレックスは散っていった。

カルマッソLP:1450

(ページがもうない予定外だよバーニィED)―
ED←印に見える次回予告

火炎が帰ってきた。
同時に植物も引き連れ・・・シドウ!?

一晩の休息を取り、シドウから話を聞く。
そして今、重い足を上げる。

魔物たちの調子も良い。
自分の状態も良好。

連れ戻すぞ、理沙を!

第71話「カオスの下で」に続く