ホウキの不思議な体験!
イル「ま、負けた……いや、ホウキを助けなきゃ!ホウキ!」
ホウキ「見たことあるなと思ったらイルだったのか。詩人だと思った」
イル「へっ?」
ホウキ「いや、だから詩人だと思って倒したらイルだった…」
イル「つまり、この魔物は…」
ホウキ「うん、俺の魔物だけど。」
イル「……とりあえずザオリクかけて。」
マシン「ザオリク」
はぐれ「ザオリク」
ゾーマ「ザオリク」
ワノレ「……うぅ…。」
ティカルゴ「う〜ん。マダンテってこんな…」
ミミック「負けたの?勝ったの?」
ホウキ「この魔物は俺が育てたんだけど」
ワノレ「マジかよ」
ホウキ「どうでもいいから早く帰ろう」
イル「………。」
〜マルタの国〜
ホウキ「久しぶりのマルタだっ!」
マシン「ここがマルタねぇ…」
はぐれ「第二の故郷、って感じかな〜」
ゾーマ「空気ウマイ凄いウマイ」
イル「ところであの世界は?輝く墳墓の世界じゃないみたいだったけど…」
ホウキ「いやさ、枝で鍵穴ガチャガチャやってたらたまたまついた。
結構大きな国だったぞ。配合も孵化もできた。
異世界にも行けた。旅の扉や不思議なドアじゃなかったけどさ。
石版が15パズルになってて、クリアした時間によって行ける世界が変わったし、
ベルトのボタンは消費無しのキメラの翼みたいな役割してて。
ここに来たらベルトがいつの間にかなくなってたけどな。
確か、「スイカの国」とか言ってたっけな」
ワノレ「(スイカの国……!?」
ホウキ「ん、どうしたワノレぼう」
ワノレ「い、いや…(スイカの国はずっと昔に滅んだはず、何故…!?)」
続く!
カレハの国とスイカの国の関係!
ワノレ「イル、ちょっと話がある。来てくれ」
イル「何?」
ワノレ「ホウキが行ったスイカの国は、ずっと昔に滅んだはずなんだ…」
イル「ふ〜ん。………へっ!?」
ワノレ「スイカの国とカレハの国が戦争をしたんだ…」
カレハの国は、カレキの国と友好関係にあり、
マルタの国と敵対している国である。
―――――――――――――――――――――
カレハ王「スイカ国の王女の首をはねるのだ!軍隊を使ってでも!」
兵士「し、しかし、王様……!!」
カレハ王「早くしろ!でなければお前達の首が飛ぶぞ!!」
兵士「そ、そんなまさか……」
カレハ王「えぇいっ!!」
兵士「ぐふっ!」
軍隊「ざわ…ざわ……」
カレハ王「何をしている!早く行くのだ!!」
ドゥゥウウウン!!!!
軍隊「ざわ…ざわ……」
大臣「王様!只今連絡が入りました!スイカの国からの攻撃です!」
カレハ王「何をもたもたしている兵士達!魔物を引きつれ戦争を始めろ!!」
軍隊「ハッ!」
カレハ王「大臣!モンスターマスターを集めろ!女子供かまわず魔物を操れる人間はすべて戦場に出せ!」
大臣「は…はい!て、手配しておきます」
カレハ王「そして国の牧場からレベルが高い魔物を王のボディーガードとするのだ!!」
―――――――――――――――――――――
イル「どうしてカレハとスイカが戦争を始めたの?」
ワノレ「さぁな、スイカの国の精霊は捕らえられて殺された。カレハの国の精霊は動けないまでに痛めつけられてから封印された。」
ピクッ!ワノレぼうの触覚が動いた。 ▼
ワノレ「……! カレハの国に異変が起きたそうだ!!精霊が死んだ時と同じ現象が…!
カレハの国へ…いや、まずはマルタ王の所へ行くぞイル!!」
続く
いざ!王様達とカレハの国へ!!
マルタ王「おぉ、イルにワノレぼう。よくぞ来た。」
ワノレ「王様さんよ、ついさっき全世界妖精連合から緊急でメッセージが届いた。
カレハの国の精霊が死んだらしい。」
マルタ王「何ッ、封印されたというあの精霊で5番目ほどの強さ……国を代表する精霊の中では実質1番の強さをもつ伝説の精霊が!?」
イル(凄く説明がましいセリフ…。)
ワノレ「あぁ。あいつの寿命はHP1でもあと1200年はもつはずだ。ということは考えられることはただ一つ。」
マルタ王「何者かに、殺された……!!」
ワノレ「そう考えなきゃ辻褄が合わねぇ…!」
イル(マルタ王の出番がこんなに多いの初めてだなぁ。というか私の出番ない)
ワノレ「で、どうするんだ?あの国とは仲が悪いが……」
マルタ王「もちろん行くに決まっているだろう!」
〜牧舎〜
イル「王様が言うには、この国を救った二人の英雄、私とホウキも一緒に行くんだって」
ホウキ「パーティ決めとけよ?」
イル「もう決めた。ワノレぼう、しんりゅう、ふゆぼう。」
ワノレ「ゲッ、俺も行くの!?」
イル「当たり前でしょ。ワルぼうは動けない状態だから、もう1匹の精霊のあんたが行かなきゃ。
ミミックとティカルゴはワルぼうを守ってね」
2匹「OK」
ホウキ「んじゃ俺はこの前のパーティで行くか。少し特技を変えたいけど…」
マルタ王「よし、それでは出発だ!」
カメハ「おい、俺も連れていけよ!」
マルタ王「ふむ……よし、お前も来い!」
カメハ「よっしゃ!」
ルカ「ねぇ僕は…?」
マルタ王「お主は牧場の魔物を扱う天才だ!残って魔物と共に精霊を守っていてくれ」
ルカ「分かりました、王様」
ホウキ「んじゃ、改めて出発!」
イル(いつになくにぎやかだなぁ…ふぅ。)
続く
カレハを救え!冒険の始まり
カレハの国に到着。
ふゆ「ここがカメハの国か」
イル「カメハじゃなくてカレハだってば」
箒「早く王様の所へ行こう」
〜王様の所〜
マシン「〜王様の所〜ってそのまんまだな」
はぐ姉「せめて謁見の間とか謁見の間とか謁見の間とか…」
ワノレ「それじゃ謁見の間しかないじゃないかよ」
カレハ王「おぉマルタ王…」
マルタ王「カレハ王、何があった!?」
カレハ王「その昔、戦争でこの国の精霊が封印されたことは皆知っておろう?」
イル「うんまぁ。」
カレハ王「だからこの国には緑の葉が芽生えることはない。枯葉だけの国となってしまったのだ。」
神竜「でもここに来るまでに枯葉すら見なかったぞ」
マルタ王「神竜よ、それが精霊の死を知らせる合図なのだ…」
カレハ王「住民は皆異世界へ避難した。もうどうすることも…」
ワノレ「いや…、まだ救う手立てはあるぞ」
カレハ王「何ッ!?早く教えてくれ!!」
ワノレ「精霊を見つけてザオリクかければいいんだよ、簡単だろ?」
カレハ王「簡単なものか…やれやれ。異世界の数は星の数」
ワノレ「おいおい、精霊達が何もしないと思うか?すぐに見つけることは無理だったが、何世紀もかかってやっとあいつの居場所が分かったそうだ。
今から精霊の王の所へ行くぞ」
カレハ王「な、何ッ……あそこは…いやしかし……。い、行くしかないか…」
ゾーマ「ゴクッ…」
続く
カレハの精霊は生きていた!?
〜精霊王玉座前〜
ワノレ「せ、精霊王様…」
ざわ、ざわ…
神竜「聞いたか?ワノレぼうが様付けをしたぞ…」
ふゆ「それほどまでに大きな存在ということか…」
精霊王「お前達の願いはわかっている。カレハの国の精霊は、次元の狭間で戦っている」
神竜「次元の狭間!?」
精霊王「そうだ。あそこに入れば普通は消滅してしまう。だが、そこであいつは悪の勢力と戦っている…!」
ふゆ「悪の……勢力…」
精霊王「フフフフフ………ハハハハハハハ!!!傑作だ!何という傑作だ!やつの実力は確実に上がっている!私よりも強くなっているやもしれん。確実に悪を打ち砕いてくれるだろう。」
ふゆ「悪の勢力とは…?」
精霊王「そんなことを私が知るか。善に逆らう者、それが悪。正体などどうでもいい。善が悪を裁き、悪は打ち砕かれるのみ」
神竜「………イル。」
イル「何?」
神竜「確かめたいことがある。付き合ってくれ」
次元の狭間へバトルに向かえ!
イル「確かめたいことって何?」
神竜「精霊王の言う“悪”のことだ。どうも何かひっかかる…」
ふゆ「私もなんだか嫌な予感が……背筋が凍るような寒気が……」
イル「でも、次元の狭間に飲み込まれて生きれるのは奇跡だし、もし生きれても戻れるかは分からない、それでもいいの?」
神竜「あぁ、命にかえても確かめたいんだ。この目でな…」
ふゆ「精霊王に、カレハの精霊の手助けをしたいと言えば何とかなるかもしれない」
イル「……OK」
神竜「精霊王様。」
精霊王「何だ?」
神竜「現在のカレハの精霊の様子はどうですか?」
精霊王「それが、いまいち劣勢なのだ。しかしそれがどうした?」
ふゆ「我々が力をお貸しいたします」
精霊王「そうか。それはありがたいが命の保障はないぞ。」
神竜「かまいません。精霊王の為に命を落とすのならなんとありがたいことか。」
精霊王「………よし気に入った!我々が5200年かけて創りあげた、これを使うといい」
神竜「これは…?一見ベルトのようですが」
精霊王「そう、ベルトだ。これを身に付けると次元の狭間でも自由に動くことができる。」
神竜「そのベルト、8つお願いしたいのですが」
精霊王「いいだろう。命令はひとつだ。命にかえても悪を潰せ。」
ふゆ「承知致しました」
神竜「…ふぅ、疲れたー。にしても凄いベルトだなぁこれ」
イル「じゃあ早速行きましょうか。」
ワノレ「おい、8つって…?」
イル「私のパーティとホウキのパーティ、合わせて8つ」
ワノレ「俺も行くのか…」
精霊王の本音!五月雨切り炸裂!!
神竜「…おっと。場所を聞くのを忘れてた。えっと、ゾーマ行ってくれないか?」
ゾーマ「うむ、貴方は我より上の立場にある…了解した。」
マシン「????系ってのは上下関係激しいなぁ〜」
神竜「下克上も激しいぜ?13年前にシドーの会社で????系がやりあって生き残ったやつが社長になる事件があったそうだ」
マシン「…………」
ゾーマ「ここが精霊王のいる場所か…む、会議中か?何とも扉を開けづらい、気まずい雰囲気だ。まぁ深刻そうでないから平気だろう…」
精霊王「正直どっちが勝ってもいいんだが、やっぱここは倒しといたほうが支持上がるだろ?」
大臣「はい…しかし敵もなかなかの強敵と見えますが…」
精霊王「大丈夫だ、自分から捨て駒になりたいというやつらがいるんだ…それに負けても立派な戦死じゃないか、あいつもあの世で喜ぶだろうよ」
ズザザザザザザザザザッッッッッ
兵士「精霊王ッ!」
兵長「皆の者、仁王立ち!!」
兵士「グアアアアアアァァァァァァ!!!!」
大臣「兵士の数が次々減っていきます!」
精霊王「これは、全力五月雨切り!!」
兵士が次々と倒れる。
大臣「うあぁぁぁぁぁぁ!!!」
大臣が逃げ惑い、6階から落ちた。落ちた大臣にも一撃。
精霊王「ぬぅぅううううう、追いつかれるッッ!!!!」
精霊王は逃げたが、強力な一撃を喰らった。
輝くシャンデリアが、粉々になった。
続く